キックオフワークショップ開催 2009年3月28日(土)BankART Studio NYK

平成20年12月より市民ボランティアの募集を開始、徐々に参加メンバーが集まり、200名のコアメンバーによる「イマジン・ヨコハマ」のキックオフワークショップが3月28日にBankART Studio NYKで開催されました。

今回のワークショップの位置づけは、“横浜市ブランディング事業「イマジン・ヨコハマ」の具体的なスタート。”未来に向けた横浜のイメージをシンプルなメッセージやマークなどに表現して発信、また今後のブランド展開の方向性を示すというプロジェクト全体のアウトプットに向けて、募集によって集まったボランティアメンバーから市職員、運営スタッフまでが一緒になって共創・創発的な対話をもっていただく場となりました。

今回のワークショップの目的

1.参加型の手法を、体験を通じて実感する。2.イマジン・ヨコハマの事業全体像と自分の関わり方を理解する。3.参加メンバー同士のつながりをつくる。

約200人が意見を交わしたワールドカフェ

ワークショップの目玉となったのは、市職員、運営スタッフ、都市ブランド研究会委員も参加した「ワールドカフェ」。 参加者へは「“いち個人”としての率直な意見を話してください」 「こころを傾けて、人の話をしっかり聴いてください」 「ここは皆、対等です」 「体験から、お互いから、楽しんで触発しあってください」「積極的に参加してください。でも、無理は禁物」とお願いし、約200人の積極的な意見が飛び交いました。

ワールドカフェの進め方

進め方 チャート
質問
1. ヨコハマはなぜ私たちを魅きつけるのでしょうか?
2. イマジン・ヨコハマ! 今、2059年、開港200年の年にいます。あなたにはどんなヨコハマが見えますか?
3. 今、ここに集った私たちを通して何が起ころうとしているのでしょうか?
ワールドカフェとは…

「カフェにいるときの気軽な雰囲気」で「会議のような真剣な討議」を可能にするために設計された新しい話し合いの方法です。組み合わせを替えながら少人数でテーブルを囲み、楽しく真面目に議論を積み重ねていくうちに、擬似的に「全員と話している」気分になれるよう設計されています。世界中に普及し、活用されているこの方法を用いて、大規模な組織的探求につなげていきます。

カフェエチケット
・ 問いに意識を集中して話し合いましょう。
・ あなたの考えを積極的に話しましょう。
・ 話は短く、簡潔にお願いします。
・ 相手の話に耳を傾けましょう。
・ さまざまなアイデアの関係を考え、アイデアをつなぎ合わせてみましょう。
・ 遊び心で、いたずら描きをしたり、絵を描いたりしましょう。

★ 会話を楽しんでください!


各テーブルに広げられた模造紙に自由に描き込みながら、多くの議論が展開されたワールドカフェ。さまざまな世代の参加者が、横浜への「想い」を共有し合った

ワールドカフェ全体セッション 大規模なワールドカフェを終え、全体セッションではさまざまな意見が発表されました。

「私自身の結論として、『風通しの良い田舎町』になればいいなと思っています。さまざまな多様性が共存できる街、古いものを大切にし、新しいものを創っていく、これらが両方とも共存できる街、そして外国から来た方も『この街をよくしていきたい』と思ってくれるような土壌になっていけばと思いました。」

「結局、都市を形成するのは人じゃないかな、良くなるのも悪くなるのもそこに住んでいる人次第、それが僕の中で今日話していて思ったことです。」

「印象的だったのは、みなさんが『横浜』というテーマの下に集まって情熱をもって熱く語られ、みなさん共通の概念からいろいろな意見が出たことです。それが『地域から日本を変える』、『世界に羽ばたく』という大きな流れを作っていく一つのきっかけになると思って期待しています。」

「今日衝撃的だったことは、『横浜はこのままではだめになるな』ということがよくわかったことでした。そのことを踏まえた上で、この街が輝き続けるようになんとかしたいなと思いました。」

「継続していけばそこから絶対何かが生まれると感じました。」

「横浜は50年後にどうなっているんだろうという話があったときに、『50年後の横浜は市民自らで新しいものを創る街になっています』と発言された方がいました。それは僕が横浜に憧れていた理由の一つで、そういう市民で創っていける街なんじゃないかなと思って横浜に来たものですから、それを他の人の口から聞けたことが今日、非常に嬉しかったです。」

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そして、今後展開していく「つながりインタビュー」を体験。

当日は集まっていただいた都市ブランド研究会メンバーのみなさんで第2回の研究会として、パネルディスカッションが行われました。中心には議論ができるようテーブルを据え、その周りを金魚鉢を覗くように参加者全員が囲み、テーブルの席は1つ空けて自由に出入りができるようにしながら議論を交わし合う「フィッシュボール形式」です。野田副市長をはじめとした研究会メンバーの方々の議論に触発された参加者も次々にフィッシュボールに入り、白熱した議論が交わされました。

ワールドカフェ 参加者の声

●世代を超えて語り合えて、自分が社会の一部であると感じた。

●ワールドカフェがとても新鮮でした。1000人規模での開催が楽しみです。

●自発的で行動的で、気の合う友人ができました。横浜の未来のビジョン作りに、積極的に関われることが嬉しく思えました。

●みなさんの横浜市民力に圧倒されました。

●普段から地域の活動やボランティアなどで積極的に活動している方が多く、その姿勢や考え方に刺激を受けました。事務局の方達からも新しい試みを成功させようという心意気が伝わってきて、一緒に頑張ろうという気持ちになりました。
この様な感激はもう長い間味わっていないものでしたので、仕事の合い間の僅かな時間ですが精一杯やらせて頂きます。

●普段なかなか話す機会のない様々な世代の方と話すことができた。
また、ワールドカフェでは発言しやすい環境がつくられていたため、初対面の方とも積極的に議論することができ、とても良い経験になった。

●横浜を愛し、横浜の未来に興味を持ち、真剣に考えている人たちがかくもこのようにたくさんいたことに感動した。
今後は、言葉だけに終わらせず、一歩、一歩、できるところからアクションを取っていくという決意も感じられた。

●横浜市外の人が積極的に参加していたこと。自分の思いを持つと同時に協調性のある人が多いことに驚いた。
そういった意識の高い人が「横浜」をキーワードに集まったことはとても素敵なことだと思いました。