国内最大規模ワールドカフェ開催 2009年5月9日(土)パシフィコ横浜

2009年5月9日、初夏のさわやかな青空のもと、 総勢約500人の横浜を愛する人々が集まりました。
その全員で語り合われたのは、横浜の「魅力」や「未来」について。
横浜市と市民がともに、横浜の都市ブランドを創りあげていく
市民参加型プロジェクト「イマジン・ヨコハマ」。
そのメインイベントとなったこの日、パシフィコ横浜で
国内最大規模のワールドカフェ が開催されることとなりました。

今回の目的

横浜市都市経営局 鯉渕さん
横浜市都市経営局
鯉渕さん
横浜市都市経営局 猪俣さん
横浜市都市経営局
猪俣さん
ヨコハマについて語り合い、未来につながるたくさんの芽を育もう!

「ようこそ、イマジン・ヨコハマへ!」
  2009年5月9日、朝10時30分。これまでたくさんのボランティアメンバーに支えられて準備が進められてきた「イマジン・ヨコハマ」の中のメインイベントが始まりました。集まったのは総勢約500人。すべて自主参加によるメンバーです。
「この中で、横浜に住んでいる方はどれくらいいるでしょうか?」
  司会者の問いかけに対して、会場ではたくさんの手が挙がりました。
「だいたい92%くらいでしょうか。では、横浜で働いている方は?」
  結果は「約32%」。そして「横浜で生まれた方」は「約20%」ほどのようです。

「では、横浜が好きな方は?」
  ここでほぼ100%の手が挙がり、参加者の熱い想いを知る結果となりました。この日の目的は「横浜について語り合い、未来につながるたくさんの芽を育もう!」。主催の横浜市も、この「イマジン・ヨコハマ」には大きな期待を寄せています。

「今から70年前の開港80周年、市制になって50年という時、横浜は大きく市域を拡大しております。森鴎外さんの横浜市歌に表れているように以前は港一色の横浜でしたが、その後東京のベッドタウンとしての性格が強まり、人口急増期を迎えて今日に至っております。この150年の歩みを振り返り、これから200周年に向けて横浜の都市としてのアイデンティティをどう考えていくか、そしてそれを対外的にどう発信していくか、これから皆さまと一緒に考えていきたいと思っております。(鯉渕/写真左)」
「今日は皆さまの会話の場から、未来の横浜の姿を描き出していきたいと思っております。このプロジェクトは多くの市民の皆さまから直接ご意見をいただける貴重な取り組みとなりますので、じっくり一年以上の長い期間に渡るスケジュールを組ませていただきました。今後皆さまの想いがマークやキャッチコピーなどに集約され、その後もさらに自発的な活動が広がっていけばと思っております(猪俣/写真右)」

今後の広がりも注目されるプロジェクトが、この日、大きく動き出しました——

ワールドカフェとは…

「カフェにいるときの気軽な雰囲気」で「会議のような真剣な討議」を可能にするために設計された新しい話し合いの方法。組み合わせを替えながら少人数でテーブルを囲み、楽しく真面目に議論を積み重ねていくうちに、擬似的に「全員と話している」気分になれるよう設計されている。ビジネスから政治、教育の現場まで世界中に普及し、活用されている。

→ もっと詳しく

総勢500人の「ワールドカフェ」いよいよ開始―。

Q1. 「ヨコハマ」の何がわたしたちをひきつけるのでしょうか? Q2. 50年後、大空から、ヨコハマを見るとどんな人がどんな表情で、何をしていますか?Q3. 未来のヨコハマは、わたしたちに、どんな一歩を踏み出して欲しいと思っているのでしょうか?

今回、各テーブルの定員は6名。参加者はそれぞれ自由に席を選びます。
そして「ワールドカフェ」は、3つの問いかけから始まりました。
それぞれの問いかけをきっかけに、各テーブルではダイアログ(対話)とテーブル一面に敷いた模造紙への自由な書き込み、さらに3度の席替えを重ねて、議論はさまざまに展開していきました。

模造紙

そして、今後展開していく「つながりインタビュー」を体験。

今回ワールドカフェに参加したボランティアメンバーを起点に行われるのが、本プロジェクトの大きな柱のひとつでもある「つながりインタビュー」。メンバーはそれぞれが、家族や友人、職場の同僚など5名以上の人に横浜についての思いや未来の理想像を聞く30分ほどのインタビューを行い、それを連鎖的に広げていこうというもの。この日、また思いを新たにしたメンバー同士でこの「つながりインタビュー」を体験することに。近くの公園やテラスでは、インタビューし合うたくさんの笑顔が見られました。

ワークショップを終えて…

最初は『市か誰かがやってくれたらいいな』という話も多かったのですが、最後には『すごく小さな一歩でも、自分たちで踏み出していこう』という気持ちになっていました」

「横浜でやっているイベントなどを外から見て共通して感じるのは、『借りものの感じがしない』ということです。市民力の強さがイベントにも現れているんじゃないかと思いました」

「50年後の横浜のイメージで『普通の人々が普通の顔できちんとした生活をしている横浜であってほしい』という話が出ました。たとえばエコな生活、明るくあいさつをする、普通のことをちゃんとやる横浜で過ごしていきたいと思います」

「横浜は港以外もそれぞれの場所にテーマがあるので、それを売りにできればいいと思いました」

「50年後に畑があったら面白いんじゃないかと思います。横浜産の野菜を作って自給自足の横浜になれば、小さな商店街の中でコミュニティが成り立ち、経済的にも独立できるかもしれません」

「横浜は『暮らす』という部分がまだ足りていません。それを満たすのはマンパワーです」

「自分が思う横浜のいいところを次の世代の人に伝え続けていけば、それが一つのブランドになっていくんじゃないかと思いました」

「50年後のための第一歩、それは横浜をもっと知ることじゃないかと思いました」